家康の涙
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家康おやぢは伏見城で、彼の家臣である鳥居元忠を呼んで人払いをし、二人だけになってから切り出しました。
「彦右衛門(元忠の通称)、ワシはこれから会津に向かうが、ワシが大阪を留守にすれば、三成が挙兵するだろう。当然、この伏見城にも三成方の兵が押し寄せるであろうか、この城を十分に守り通せるだけの兵を残しておくわけにはいかないのじゃ ...(-_-;)」
「つまり、殿はワシに死ね、と?」
命令の真意を悟った元忠は家康に聞き返します。家康は苦渋の面持ちで頷きます。家臣に非情の命令を下さなければならない家康の苦悩を悟った元忠は明るい笑顔で、
「わかりました。ただ、1日や2日で城を落とされるのでは、天下の大名たちは徳川家の力を見くびり、三成方に味方をするかもしれません。†徳川侮りがたし†と言われるだけの兵力は残しておいて下さい (・∀・)b」
と言いました。家康はその申し出を受け入れ、内藤家長(ないとう いえなが)や松平家忠(まつだいら いえただ)などとその家臣を残留させる事にします。
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