家康の本音

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家康おやぢが、武闘派大名たちに命を狙われ、自分の元に逃げ込んできた三成を助けたのには、もちろんわけがあります。

家康の本音は、

〝大きな合戦をして、自分の敵対勢力をすべて滅ぼした上で天下を盗りたい ( ̄- ̄ )〟

という事でした。

おそらく、このまま何もしなくても、天下は家康の手に落ちたでしょう。家康の持つ255万石の領土と勢力に対抗できる大名はいませんし、前田利家亡き後、家康は秀頼の後見人も兼任して、豊臣政権下で巨大な権力を振るえる立場になれた事は間違いありません。

しかし、そうした〝苦労なく盗った天下〟は、家康が死んでしまえば、〝次の誰か〟の手に渡り、最悪の場合は徳川家が滅ぼされるかもれないのです。

家康おやぢが目指していたのは、

〝徳川家の支配が永久に続く、平和な世の中〟

で、一時的に自分が〝お山の大将〟に納まり、自分が死んだら他の武将が再び天下を争う、という世の中を変えたかったのでした。

その為には、豊臣家を二つに割るような大きな戦を引き起こして勝利を収め、〝完全実力主義〟の価値観で生きている戦国大名たちに対して、

〝ワシが一番!(・∀・)v〟

という事を示すつもりでいたのです。

ですから、豊臣家の天下を狙う家康に対して、〝豊臣家を守る相手〟が必要で、前田利家亡き後、その役を務められるのは石田三成の他にはいませんでした。

つまり、いずれ家康は三成を倒す気でいましたが、まだこの時点で三成は〝反家康派の盟主〟として十分な準備の出来ていない状態で、

「殺すにはまだ早い ( ̄~ ̄)」

と判断し、三成を武闘派大名たちから守ったわけです。

そして、三成は三成で、家康おやぢのそうした遠大な企みを見抜いて、家康の元に逃げ込んだのでした。

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