秀吉の晩年
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「ワシが死んだ後、天下を盗るのは誰だと思う? ( ̄~ ̄ )」
と健康な頃は、そんなジョークもかましていた秀吉ですが、自分の病気を死病だと悟った時には、やはり自分の子供に天下を継がせたいと願ったのは、人として当然の事でしょう。
秀吉は、我が子秀頼が成人するまでの暫定政権として、『五大老・五奉行制度』という政治体制を作りました。
加賀100万石でご存知の前田利家(まえだ としいえ)と、江戸250万石という強大な勢力を持つ徳川家康(とくがわ いえやす)の二人を筆頭家老とし て、宇喜田秀家と毛利輝元、そして上杉景勝といった100万石を越える勢力を持った家老たちが合議制で政治の方針を決めます。
決められた政治方針は、浅野長政(あさの ながまさ)を筆頭とした、前田玄以(まえだ げんい)、長束正家(なつか まさいえ)、増田長盛(ました ながもり)、そして石田三成(いしだ みつなり)の五奉行といわれる家臣たちによって具体的に行政措置がなされるというわけです。
秀頼以外の〝絶対権力者を置かない〟というのが、この『五大老・五奉行制度』のポイントで、〝秀頼の後見人〟の地位を利用して豊臣政権を乗っ取るヤツが出てくるのを防ぐのが、この体制の狙いだといえるでしょう。
ただ、この体制をメンバーの名前までいちいち覚えておく必要はありません。家康の陰謀によって、秀吉の死後すぐにこの『五大老・五奉行制度』は崩壊してしまうからです。
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